1st Album 『My Favorite Things』

- 静かなるメロディー
私の中でとても大きな、大切な存在になっているデビューシングル。 最初は何もかもが初めてで、分からない事ばかりで自分らしささえまだ見えてなくて正直しんどかった(笑)。 ただこの静かなるメロディーという曲を歌ってみんなと作っていくうちこの曲と成長して来れたのかな、と思います。 歌詞は恋愛中の幸せな気持ち、不安、未来に対する希望で揺れている思いを歌っていてメロディーもそんな気持ちを表すかのように起伏が激しいので感情を表現するのに苦労しました。 今から思えば、曲の主人公と同じく不安と希望の中で揺らぎながら自分を探していたな〜と思います。 歌は何回歌っても、二度と同じようには歌えないからこれからもこの曲と成長しながらその時その時のベストを歌に込めて表現していきたいと思います。
- あの海が見えたら
デモを聞いた時点で浮かんだのが海という普遍的なイメージだったので、夏向きに書いた曲。 ドライブのBGMということも頭にあったので、歌詞の中でもうっかりドライブしてしまいました。 クルマのスピードに合わせて気持ちがどんどん加速していくイメージですね。 レコーディングは窓のあるブースで昼の陽射しを感じながら行ったので、明るい雰囲気で録れてますね。
- close line
この曲は恋が終わる予感の中で、幸せな気持ちを思いだしているのかな〜、という切ない曲なのでコーラスを何本も重ねて、儚い雰囲気を出しました。 セリフコーラス(?)が印象的。 スタジオでセリフやコーラスを(英語のね)考えて試して歌って、と試行錯誤しながらスタジオ作業の楽しさを実感し始めた曲ですね。 全体的にボーカルは暗くなりすぎないように、そして儚く、を心がけました。 自分で歌っていて切なくなってしまう曲です。
- 蜜月
アレンジが上がって初めて聞いた時にイントロでノックアウトされた曲。泡が弾けるような音に合わせて増崎さんの切ないギターが流れだして…遠い世界へ行ってきます、という感じ。 幸せが大きいほどそれが崩れていく悲しみも大きいけど、それを前提でそれでも互いを思いあえる事ができるのか、いや出来そうにない、と結構弱気な恋愛の歌。 アレンジから月というイメージをもらったので、そこから蜜月つまり甘い時、満ち足りた時の儚さを書きたいと思ったんです。 人間だれしも良い時ばかりじゃなくて満ちたり欠けたりしてるなぁ、というところですね、身もふたもない言い方ですが。 ボーカルは全体的にゆったり、リズムも少し遅れても気にせず自分の気持ち良いと感じるままに歌いました。
- 新しい季節
この歌詞はかなり具体的に状況を設定して作りました。 新学期、登校中夏休みの前までタダの仲の良い友達だった男の子にあったら、おいおいなんかカッコ良くなってない?ドキドキして直視できないわ〜という…。 そこからスタジオ内で異性のどこにドキッとするか、という話題にそれていったのが印象的。 というのはともかく、「あぁなんかこの人のこと好きやわ〜」とふとした瞬間に突然気付いたりするそんな恋の芽生えかけた瞬間を描こうと思い作った曲。 恋をしただけで億劫な新学期や新生活の日常が華やいで感じられる、そんなウキウキした気分を素直に心のままに歌ったので明るく仕上がっています。
- 二人のSunny day
ギターが切なかったので、大人っぽくするより素直に気持ちを言葉に出来ない時の歯がゆさ、近くにいるはずなのに遠く感じる寂しさ、幼いというか不器用なというかそんな日々を描きたいなと思いました。 ボーカルもそんな気分を出したくて全体的に搾り出すようなイメージで歌っています。
- 夕凪
結構初期から作っていた曲で愛着のある一曲です。 ゆったりした曲調が多い私の曲の中では比較的テンポ感のある方なのでリズムを大事にしながらも急がないように歌いました。 微妙な心情を描いた歌詞とギターなどのバックトラックとコーラスの相乗効果で切ない雰囲気が高まって味のある一曲に仕上がっていると思います。
- 星のかけら 君の涙
とても優しくてでも淋しくなるような雰囲気のデモだったので包み込むような大きな優しい気持ちをなんとか表せないかな、と思い描きました。 メロディーが繊細なので、うまく活きるようにコーラスも入れずに一音一音の響きを大切に歌っていきました。 歌っていて、心が洗われるような清々しい気分になった(笑)曲です。
- 時の砂
イントロからなんだか“陰”の要素を感じたので、歌詞も歌も気持ちの奥底にあるドロッとした部分を出したいなと思いながら作った曲。 アルバム用に作っていた曲は比較的明るい普段の私、みたいな歌詞も多いので、たまには引きずってる系(?)も良いかな〜ということで。 時間は過ぎて、その時感じた気持ちや見ていた景色もやがて思い出になり、忘れて忘れられてしまう、それが悲しい。 人によって感情によって忘れるスピードが違って、時の流れ方って優しいんだか優しくないんだか…。 この曲は2コーラス目から拍子が倍になり、最後またゆったり、と感情の波と重なるような構成になっています。
- 君に恋してる
デビュー前からライブをやってきたので、ライブでみんなと楽しめるような曲がしたいな、という意識からデモを選んだ曲。 最近ライブやレコーディングを重ねるごとに、音楽が好きだわ〜と実感しているんですがこの曲も作っていく過程が楽しくて。 そういう気持ちが聞いてくれた人に伝染すればいいのになと思います。 透明感のある仕上がりになっていると思うので気分転換したい時などに聞いてみて下さい。
- 今日
何かが生まれては消えていくような、雲が遠くの空へ流れていくような、そんなイメージをデモから受けたので毎日何気なく過ごして、確実にすぎていく “今日”というテーマで書いてみようと。 何をするわけでもなく、ただ大切な人がそばにいてつながりを感じられる。 満たされてる気持ち、その瞬間の儚さ、だからこそ大切な人やモノの重要さを再認識する、そんな気持ち。 一言一言、かみしめるように歌っていきました。
□直筆メッセージ
□発売日:2004年9月15日
□レーベル:GIZA studio
□価格:¥2,500(tax in)
□品番:GZCA-5049